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NHKでも巻き爪の特集が組まれるほど注目されるようになった巻き爪ですが、爪の巻き方は生活習慣や環境によって人それぞれです。
この記事を読んでいるあなたは…例えば…
☑「何だか最近、やたらと足の爪が痛いっ!!」
☑「過去にも足の爪が少し痛くなったことがあるけど、爪を切ったら痛みは無くなっていたのに…今回は痛い…」
☑「足の爪の痛みは治まらずに、むしろだんだん痛みが酷くなってきている(汗」
☑「爪の痛みについてネットで調べたら、原因は【巻き爪】であることに気が付かされた」
☑「自分の巻き爪について、詳しく調べている最中」
こんなお悩みをお持ちなのではありませんか?
巻き爪といっても、本当にいろんな爪の巻き方があるんですが、あなたが巻き爪を改善したいのであれば一番最初に、あなたの巻き爪がどのタイプであるのか?気になりますよね?
そし自分自身の巻き爪を知ることで、巻き爪を改善する為の第一歩にもなります。
今回は爪の巻き方の傾向と特徴によって区分されている、巻き爪のタイプを一緒に確認していきましょう!
■そもそも巻き爪とは?!
そもそも巻き爪とは、医学的には足趾の爪が過度に巻いて脇の皮膚にあたる状態になっていることです。巻き爪の程度は軽い巻き込み~強く渦巻き状に巻くタイプまで様々です。
さらに巻き爪は進行度合いや状態により医学的分類として陥入爪と弯曲爪があります。
【陥入爪】とは巻いた爪端が周囲の皮膚(側爪郭)に食い込んだ状態をです。この陥入爪の程度も軽い炎症を起こす程度から発赤・化膿を伴うもの、さらには爪棘・肉芽形成を伴うタイプまで様々な段階があります。
【弯曲爪】とは足爪の両端が180度以上巻いてしまった巻き爪の状態です。この弯曲爪と陥入爪の見分け方は足爪の両端が巻いているか巻いていないかが判断基準になります。
但し巻き爪は、上記のような陥入爪・弯曲爪などの医学的分類のみだけでなく、治療方針を立てる上で、ドーム型、渦巻き型、ステープル型などの形態による分類もできます。
■あなたの巻き爪を7つの分類で診断してみよう!
■ステープル型(ホッチキス型、くい込み型 とも言われています)
名前から想像しやすいと巻き爪のタイプになります。巻き爪の食い込み方がホッチキスの針のように両側が角ばって皮膚に食い込んでいくためこの名称で呼ばれいてる巻き爪のタイプになります。
このタイプの巻き爪は軽度から始まり中度、重度と爪の巻きが進んでいくと、ホッチキスの針のようにグイグイと爪が皮膚に食い込んでいき刺すような痛みがだんだん強くなってくる傾向があります。多くの人が、軽度のステーブル形になってから本格的に巻き爪になっていくことが多いです。
ちなみに軽度の場合は痛みを感じない人が多く、痛みがないせいで巻き爪の自覚が無く、巻き爪が重症化して痛みを感じるまで放置している場合が多いです。
■半ステーブル型(片巻き型 とも言われています)
ステーブル型は両橋が曲がっていくのに対して、このタイプは片方のみが【くの字】に曲がっていったタイプの巻き爪です。
爪の片側だけが角ばって曲がり皮膚に食い込んでいるため、進行していくと、爪の端が折り畳まれたその間に皮膚が挟まれ、歩行の際に激痛を感じるようになります。同時に片側だけに違和感があるので、気が付くと体の重心が崩れて膝や腰に必要以上の負担がかかっていきます。
原因としては、極端に外圧がかかり続けた結果、その圧力に爪が耐え切れずに折れるように曲がってしまったパターンの巻き爪です。傾向としては、外側よりも内側に発生しやすく特に野球のキャッチャーなど、第1指に常に体重を掛けないといけないスポーツやしゃがみこんで、母子の内側に体重を掛けて仕事をすることが多い人がないりやすい巻き爪タイプです。
■半月型
全体的に爪が穏やかなカーブではあるんですが、爪の両端が食い込んでいくタイプの巻き爪です。ステープル型が角ばっているのに対し、半月のように緩やかな角度で皮膚に食い込んでいます。最初は日常生活に支障がない状態型でも、歩き方や足の形、靴選びなどでカーブが徐々にきつくなり、痛みを感じ始めます。この半月型の巻き爪は爪が薄い人がややなり易い傾向があります。
■トランペット型(湾曲爪)
このタイプの巻き爪は、爪の中ほどから先が極端に巻いているタイプの巻き爪です。爪の中ほどから先にかけて、すぼまりながら湾曲していきます。爪の先になればなるほど内側に巻き込んでいるので、激しい痛みを伴います。
このトランペット型になる人は、体重が重ためで、重労働の仕事を頑張っていた人や立ち仕事が多かった方が出世や人事移動、または転職により、内勤のデスクワークで立つ事が減ったり、歩くよりも車の運転が増えて、足の指先に体重があまりかからない業務内容になったりと足の指に体重がかからなくなったことで、足にかかる負担に比例して強くなった爪の巻く力だけが残り先端から巻き始める傾向があります。
■ピンサー型(渦巻き型、湾曲爪)
トランペット型と違い爪の根元から全体が内側に湾曲している巻き爪のタイプになります。全体的に爪が巻いていて、爪が深く皮膚に食い込みが悪化して矮小化してしまった巻き爪のタイプになります。重度になると爪の端と端がくっついて先端部分が円を描くようになっていきます。
重症化している場合は爪の端と端が近づき円になるほどであったり、渦巻き状となり、ひらがなの『の』の字のようにとぐろを巻いていきます。
■陥入爪
内側へ巻き込む巻き爪と違い、爪の伸びる進行方向に食い込んでいきます。爪の成長速度が皮膚の盛り上がりに追いつかないので、
痛みが生じると、痛みを無くすためにどんどん深爪をしてしまい、陥入爪が悪化するという悪循環が起こす人が多いです。
この陥入爪は、通常の巻き爪よりも痛みを感じやすく、体液や出血を伴うので足の悪臭の原因にもなります。靴下やストッキングの足先が汚れるだけでなく、ひどくなると靴の中にも体液や出血した血が漏れ出して靴を脱いだときに化膿した時のような悪臭で痛み以外の二次被害で悲しくなる人も多いです。
もしも、あなたが陥入爪タイプであれば、進行度合いに関わらず、今よりも酷くなるまえにすぐに治療を開始することをおすすめします。福岡巻き爪センターに来店される陥入爪の痛みと出血や爪のグジュグジュでお悩みの方も口をそろえて「こんなことなら、もっと早く相談しとけばよかった」と本音を漏らされます。陥入爪タイプは、外見、痛み、臭いと悩みが深いタイプです。
■複合型
複合型とは今まで説明した巻き爪のタイプが混ざった状態になります。一般的に巻き爪になるときは、くい込み型から巻き爪が始まる人が多です。
このくい込み型の軽度の巻き爪が深爪などの、痛みを緩和するためにとったことで巻き爪になり易い爪の切り方になり、悪化してくい込みが激しくなると中度のくい込み型⇒重度のくい込み型になっていきます。
そして、次第にくい込みを通り越して、今度は内側に巻き込まれた折り返し型の巻き爪になり、さらにくい込んだ巻き爪がさらに巻き込まれてホチキス型などへ進行し、爪がますます変形して、悪化していきます。
以上が7タイプの巻き爪診断でした。あなたの巻き爪は7つのタイプの内どれでしたか?
ちなみに、あなたが既に足の爪によって足の指先に痛みを感じているようであれば、それは単なる巻き爪ではなく、一歩巻き爪が進行してしまっている状態です。
痛みは足の爪からのSOSなのです。
結論としては、重度の巻き爪になる前に早めの巻き爪矯正をお勧めします。
ちなみに巻き爪を改善する巻き爪矯正の方法もいろいろありますが一般的には病院での手術、病院以外での巻き爪矯正、市販グッズでのセルフケア3つが上げられます。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、一番大事なことは、あなたが自分で選択した巻き爪の矯正方法について、必要な費用や期間と改善の度合い含め、納得できるか?ということです。
日々巻き爪の矯正の施術をしている専門家として、あなたが病院での手術が怖かったり、心配だったり、手術以外での巻き爪矯正を検討しているようであれば、是非、福岡巻き爪センターへ駆け込んで欲しいです。
なぜなら、福岡巻き爪センターには病院へ相談しても巻き爪が改善されなかったということで来店されている人が数多く来店されているからです。
来店される人の中には爪を全部剥がしたら、巻き爪が改善すると手術前の説明を受けて病院の先生を信じて手術を受けたのに
生えてきた爪が再び巻き爪になってしまった方もいました。
そんな方が、福岡巻き爪センターの巻き爪矯正を受けた後に、巻き爪の悩みから開放され満面の笑みでお店を後にされていく姿とお喜びの声をたくさんいただだいています。
福岡巻き爪センターでは、来院前の無料メール相談も承っております。あなたがもしも巻き爪の痛みや爪の形で悩んでいるのであれば悩むよりも、まずは福岡巻き爪センターへご相談してくださいね。
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- 投稿日
- 2018年8月20日
ついにNHK健康チャンネルにて巻き爪の特集が組まれたことで、巻き爪は痛いだけでなく、巻き爪によって姿勢が悪くなったり、歩き方が悪くなることで膝の痛みや腰の痛み等、いろいろな体の不調を引き起こしたりすることが一般認識されはじめました。
そんな巻き爪ですが、爪の巻き方は生活習慣や環境によって人それぞれです。
本当にいろんな爪の巻き方があります。あなたが巻き爪を改善したと思っているのであれば一番最初に、あなたの巻き爪がどんな状態で巻き爪どのくらい進行しているのかを自分自身でしっかりと把握することが大切です。
早速、福岡巻き爪センターで採用している巻き爪の進行具合を一緒に確認していきましょう!
■最初に巻き爪の進行具合をチェック!!
■巻き爪レベル0(予備軍)
爪の巻き込みは、爪を切る時に通常の爪切りでは爪の切りにくさを感じる状態。歩行時はほぼ痛みは感じません。
■巻き爪レベル1(軽度)
爪の巻き込みは浅い状態。歩行時にたまに痛みを感じます。
■巻き爪レベル2 (中度)
爪の巻き込みは深い状態。皮膚に少し赤みがでてきて、歩行時に痛みを感じ、靴によって痛みが増したり、楽になったりします。
■巻き爪レベル3 (中度~重度)
爪の角や周囲の皮膚が腫れている状態で、歩行時にかなり痛む。
■巻き爪レベル4 (重度)
爪の巻き方が明らかに巻いている。爪周辺の皮膚が常に赤みを帯びて炎症が慢性化。出血が始まっている場合もある。歩行時にズキズキと強い痛みを伴うこともある。人によっては寝具の重みでも痛みを感じるため、睡眠不足や歩行時に足の指を使わない歩き方になり、その影響で膝や腰などの他の部位へ負担が発生し、膝痛、腰痛など色々な痛みを併発する可能性がでてくる。
以上が進行具合に併せた5つの巻き爪レベルでした。
■あなたの巻き爪の進行度は、予備軍、軽度、中度、重度のどれでしたでしょうか?
巻き爪の矯正を受ける多くの人が歩行時などに痛みを感じ始める軽度の後半や中度くらいになってから
☑「あれ?!、最近、歩く時に足の爪がなんか痛い!」
☑「この靴を履きたいけど、足の爪が痛くなるのでやめとこうかなぁ…」
☑「仕事用の靴を履くのが本当につらい…」
☑「遊びに誘われたけれど、爪が痛くなるからあんまり歩きたくないなぁ…」
☑「さすがにこのまま巻き爪をほおっておくとヤバイかも…(汗)」
とこんな感じになってから、巻き爪の痛みをなんとか解消しようとして、巻き爪の改善方法について本格的に調べはじめる人が圧倒的に多いです。
■巻き爪矯正の治療を1日でも早く開始して欲しい理由
私は巻き爪は虫歯と同じ扱いをされてやすいと思っています。虫歯も痛みを感じないときは、治療を開始しない人が殆どです。
さらに虫歯の痛みも少し痛いくらいだと、「そろそろ歯医者さんに行ったほうがいいかなぁ」思いながらも、ついつい先延ばしにしがちではありませんか?
そして、歯の痛みが日に日に酷くなり、とうとう夜も眠れないほど激痛がしだすころに、やっと治療を開始して、治療後に今後には、「もうこんな痛みは真っ平ごめんだ!」と反省し
「今後は歯磨きもしっかりして、虫歯にならないようにするぞ!」とか
「もしも虫歯になったら初期の段階で歯医者さんへ行こう!」と思った経験はありませんか?
巻き爪も爪が巻いているだけで、巻き爪の矯正治療を開始するひとは少ないです。やはり巻き爪のせいで足の指先に痛みを感じはじめて、その痛みが毎日感じるようになって初めて巻き爪の矯正治療を真剣に開始されます。
但し、日々巻き爪の矯正の施術をしている専門家としては、巻き爪の痛みを感じる前に巻き爪の矯正治療を開始したほうが矯正期間も費用も圧倒的に少なくて済みます。
もしも、巻き爪進行具合が軽度や中度であれば、早めに巻き爪を改善させる行動を取ったほうが
良いと思います。また、巻き爪で痛みを感じている人は、その痛みは適切な処置をすることで早い段階で痛みは解消されます。但し痛みは改善されますが、巻き爪の矯正にはそれなりの期間はかかります。
福岡巻き爪センターでは、来店前の無料メール相談も承っております。
あなたがもしも巻き爪の痛みや爪の形で悩んでいるのであれば、もう一人で悩まずに、すぐに福岡巻き爪センターへご相談してくださいね。巻き爪や巻き爪の痛みで悩んでいるあなたからのご連絡をお待ちしております。
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- 投稿日
- 2018年7月31日
足の爪に何かしらの悩みやトラブルを抱えているのは、あなただけでなく実は多くの人があなたと同じように悩んでいます。さらに靴を履いて生活するようになった現代人は、足の爪の悩みやトラブルを抱えやすい生活環境でもあります。
そして特に最近、男女を問わず、巻き爪で悩んでいる人はさらに増えており、巻き爪で悩む日本人の数は10人に1人の割合とも言われています。
巻き爪の悩みの中でも、一番悩まされる症状は、断トツで【痛すぎる痛み】です。ひどくなると歩くこともできないくらいの激痛になり、日常生活に支障をきたすほどです。
同時に、爪の痛みを避けるように、歩き方が変わり、結果的に体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなったり、膝痛や腰痛の原因になったりまでします。
では何故、多くの人が巻き爪になってしまっているのでしょうか?今回はそんな痛すぎる巻き爪になってしまう原因について確認していきましょう!
■巻き爪とは?
巻き爪とは、文字でもわかるように【巻き込んでしまった爪】のことです。
一般的に多くの巻き爪は、足の親指の爪がなりやすく、足の爪が通常より内側に曲がっている状態です。そしてこの爪の巻き込む形や深さの程度によって爪が皮膚に食い込み、その食い込み加減によって痛みが増してきます。
巻き爪だと、常に絶対痛いのかというと、そんなことはなく、痛みを感じない巻き爪もありますし、激しい運動をしたり、靴を履いて長時間歩行した際に、靴先が爪に当り続けた結果、痛みを発症する巻き爪もあります。
余談ですが、この巻き爪と言う言い方は世俗的なもので、医療用語では弯曲爪と表現されています。さらに巻き爪の症状の段階によって名称が代わります。
具体的には、徐々に湾曲していって、爪の先端や側面が、やがて爪周囲の皮膚を摘まむほどまで湾曲し食い込んでしまい指の肉が炎症を起こし、腫れはじめ、出血や化膿などしていくと「陥入爪(かんにゅうそう)」と呼ばれるようになります。但し出血や化膿などしていなくても、強い痛みを伴うものは陥入爪と鑑別されることもあります。
ですから、あなたがもしも、軽度な巻き込みでも「巻き爪が痛い」と悩まされているのであれば、「陥入爪」になっているからその痛みを伴っているので、すぐに治療をすることをおすすめします。
■巻き爪になる原因(メカニズム)とは?
ひと昔まで、巻き爪になる原因は、過度な外力が集中すると、その圧力で爪が巻いてくると考えられていました。
具体的にはハイヒールなどの窮屈な靴を履き続けた結果だったり、体重が重たい人ほど爪の負担が大きくなりなり易いと考えられていました。
しかし、近年の巻き爪の症例報告によると、全く外力がかからない状態でも、巻き爪になる事実が分かってきました。
具体的には、骨折などにより長期間歩行しない寝たきりの人や、歩行頻度が低下した高齢者にも巻き爪の症例が多数あることが事実として分かってきています。
過度の外力がかかっていたから巻き爪になる。
殆ど外力がかかっていなかったから巻き爪になる。
不思議ですよね?!爪にとっては、間逆の状態であるにも関わらず、どちらも巻き爪になってしまう原因です。
この矛盾しているような巻き爪の原因を理解するには、半円形に弧をえがいた爪のアーチ構造がポイントになります。
■爪のアーチ構造と巻き爪になる原理について詳しくなろう!
まずは、アーチ構造とは上向きの円弧上になった形のことです。このアーチ構造は図のように平らなものにくらべて、はるかに強度が保てます。
参考文献:聖マリアンナ医科大学雑誌Vol.42,pp.53-60,2014
「巻き爪の発生メカニズムに即した治療方法とは」)
正常な足の爪は常に以下の図1のように下からの【広げる力(赤色)】を上からの【巻く力(青色)】で押さえてバランスを取っています。
図1 正常な爪の形状が維持できる広げる力と巻く力のバランスイメージ
これが【広げる力(赤色)】や【巻く力(青色)】のどちらかの一方の力が強くなりすぎたりすると
以下の矢印で示したような状態になってしまいます。
左:図2(巻く力が強くなったているときの力のバランスイメージ)
右:図3(広げる力が弱くなったときの力のバランスイメージ)
■巻く力が強くなった場合
例えば、図2(左側)のような状態はどういうときに起きるかというと、仕事用の規定の靴だったり、プライベートで見栄えやデザインを優先した靴だったり、自分の足に合わない靴(特にハイヒールなどの足先の細い靴や安全靴などの足先が硬い靴等)で小さめの靴を履き足の爪が強い広げる力を受け続けていると、その広げる力に爪が対抗して巻く力を強めていきます。さらに、この状態が日常生活で当たり前になると、靴を履いていないときでも爪は強めた巻く力を継続させており結果的に爪が巻き始め、徐々に巻き爪へと進行していきます。
■広げる力が弱くなった場合
そして、図3(右側)のような広げる力が無くなったり、極端に弱くなったりした状態でも巻き爪へ進行していきます。
例えば、広げる力が弱くなるケースとして、極端な話ですが骨折して歩けなくなったり、寝たきりで車椅子での生活が長い状態が続くと、足の爪に重心をかけることがほとんど無くなってきます。すると下からの広げる力が爪にかからなくなり、爪の巻く力によって巻き爪へと進行していきます。
但し上記以外で普通に歩ける状態でも広げる力が弱くなってしまうケースがあります。もしかしたら、あなたの巻き爪はこのケースが原因かもしれません。
■歩行ができていても広げる力が弱くなることも?!
普通に歩ける状態でも広げる力が弱くなってしまうケースとは、爪を短く切ってしまう習慣から徐々に深爪をしてしまっているケースです。
理由は深爪のように爪を短く切り過ぎると、皮膚が爪を持ち上げることができにくくなり、爪の先や爪の周りの皮膚が盛り上がっていきます。すると爪が真っすぐに伸びることができずに、徐々に爪の縁が肉を巻くように食い込んでいき巻き爪になります。
さらに深爪以外でも「爪の広げる力」が弱まるケースもあります。それは歩き方です。
これは、長年の歩き方のクセで、足の指先を地面ちゃんとつけずに歩いていると徐々に足の指先をつけずに歩くようになってしまいます。すると、常に浮き指と呼ばれる、足の指が地面から浮き上がった状態が普通になり結果的に爪の広げる力を弱めてしまい、巻き爪へと進行していきます。
あと、デスクワークなどで仕事中は一日中座りっぱなしの人も地面からの圧力を受けない生活になる為、「爪の広げる力」が弱くなりがちで、結果的に巻き爪へ進行してしまう人もいます。
■恐ろしいことに巻き爪はある段階から加速します。
一度爪が巻き始めて、爪が一定以上(90度以上)巻いた状態になると、力のかかり方が図4のような状態になり、広げる力が巻く力と同じ方向へかかりだし、巻く力を後押してしまい、巻き爪が加速的に進行してしまいます。
右:図4(広げる力が巻く力と同じ方向へかかって、巻き爪が加速するときの力のバランスイメージ)
この状態になると最初のほうで説明した「陥入爪」と呼ばれる巻き爪の段階でさらに「陥入爪」が進行していくとチクチク、ズキズキと痛むだけでなく爪周囲炎を起こし、激痛をともなう出血や化膿をしたグチュグチュの状態になってしまいます。
こうなってしまうと手術をしない爪の矯正方法では、改善が難しく、医療機関で激痛を伴う巻き爪の手術が必要になる状態へと発展することもあります。
■巻き爪になってしまう原因のまとめ
ここまでで爪のアーチ構造や巻き爪になる原理をお話してきましたが、つまり巻き爪は、あなた自身の日々の生活習慣や生活環境によって誰もが巻き爪になる可能性があるということです。
そして、あなたの足の爪がもしも、巻き爪予備軍であれば、自分に合わない靴を履くのを辞めたり、足の爪の切り方を見直したり、足をマッサージでケアを心がけ足り、普段の歩き方を見直していくことで巻き爪を改善できる可能性があります。
しかし、生活環境である仕事は早々に変えることは難しいですよね。また、生活習慣にいたってはなかなか見直しできないのも事実です。
私は巻き爪の話をするときに例え話として「虫歯の話」をよくします。虫歯も生活習慣を見直すことで予防はできるのですが、歯に虫歯があっても、虫歯による激痛がない状態だと、歯の治療しようと歯医者へいく人は本当に少ないです。
歯に激痛を感じて、我慢できないようになってから、やっと歯医者に通い出します。
あなたも、このように虫歯の痛みで同じ経験をしたことはありませんか?
巻き爪も爪が巻いた状態で足の指に激痛が走るまで、巻き爪の治療や矯正はもちろん、足の爪のケアを毎日している人は殆どいません。
ですので、あなたが既に巻き爪の痛みで悩んでいて、本気で巻き爪を改善したと思っているのであれば巻き爪改善の専門家に任せた方が間違いなく、早く、確実に巻き爪を改善できるのでおすすめします。
そして、その際の病院や治療院選びの際に、これだけは絶対に確認して欲しいことがあります。
それは、単に巻き爪の痛みを改善させるだけでなく、治療・矯正後に「二度と巻き爪に悩まない」「巻き爪が再発しない根本改善までサポートしている」医療機関や治療院を選んで下さいね!
福岡巻き爪センターでは、90%再発しない巻き爪の根本改善をしています。
あなたが今、巻き爪の痛みで本当に悩んでいるのであれば、「こんなことなら、もっと早く先生のとこに来とけばよかった…」といわない為にも一番最初にお越し下さい!
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- 投稿日
- 2018年5月4日
最近、巻き爪や陥入爪などの爪トラブルについて、爪は短く切りすぎないほうがよいとテレビや雑誌などでよく取り上げられるようになりました。
皆さんはどれくらいの長さで爪を切ってますか?
そんなに切らないほうがいいということで短めに切らないように気をつけるようにした方。
いやいや、短く切らないと爪きりをした感じがしないよ!!という方。
いろんな方がいると思いますが、今回は短く切りたい派の方々に知っておいてもらいたいことがあります。
それは、短く切ること(深爪)の危険性です。
何気なくしている事が、実は皆さんの今後の将来に大きく影響してしまうことがあるんです。
今回はそんな深爪の怖い話をお伝えしていきましょう。
どれくらいからが深爪なの?
深爪深爪言われても、一体どれくらいが深爪なの?と思われるかもしれません。
深爪とは簡単に言うと爪の白いところをほとんど切ってしまう状態のことです。
詳しく説明すると、皆さんが通常爪と呼んでいる、白とピンク色の部分は正式には爪甲といいます。
そして、その爪甲の下には爪床という指先の皮膚があります。
この爪甲がなぜ白とピンクの部分があるかというと、爪床に密着している部分がピンク色で爪床から離れた部分が白色となっているのです。
ですので、深爪とは爪床が露わになってしまう状態のことです。
爪床とはなんなのか
前述でどれ位から深爪なのかを説明しましたが、爪床が露わになる状態ということが分かりましたね。
しかし、その爪床が露わになるからなんなの?っと思う方もいることでしょう。
この爪床というのは爪甲の保護や水分補給の役割があります。
また毛細血管が集中している部分なので、菌の感染や傷に敏感なところでもあるのです。
深爪の危険性
爪床がどのようなものかお分かりいただけたと思います。
深爪とは菌の感染や傷に敏感なこの爪床を自ら露わにして傷つけてしまう切り方なのです。
ではこの爪床に傷がついてしまうとどういうことが起こるのかをご紹介していきましょう。
①肉芽
爪床が傷つき、その部分より菌が感染すると皮膚どんどん赤く腫れて歩くにも支障がでるほど痛みが出てきます。
そして、どんどんひどくなるにつれて膿が溜まっていきさらに痛みが増していくのです。
②巻き爪
巻き爪とは、真っすぐ伸びるはずの爪がどんどん巻いてしまうものです。
深爪をすることにより今まで爪によって押さえられていた指の先端が盛り上がってきてしまいます。
伸びてきた爪が盛り上がった指にぶつかり、真っすぐ伸びることが出来ずどんどん丸まっていってしまうのです。
③陥入爪
爪が伸びる時に周辺の皮膚に食い込んだり刺さったりして、皮膚の炎症がおきてしまうものです。
陥入爪は悪化すると炎症がひどくなり巻き爪よりも強い痛みを伴うようになってきます。
④歩行困難
①~③とも痛みを伴い、歩くことも困難になる可能性があります。
足の痛みをかばうことにより、身体のバランスが崩れ膝の痛みや腰痛など他の部位にも痛みが出てくるケースもとても多く、靴下を履くこともままならなく方も少なくありません。
深爪をしてしまうことで、歩行困難になり、そのまま寝たきりになってしまうというのが最悪のケースです。
このようなケースは高齢者に多くみられますが、若い方にも可能性はなくはないのです。
深爪を軽く考えてしまう人が多いですが、小さな爪が最悪の場合、寝たきりの状態にさせてしまうこともあるのです。
たかが爪、されど爪。
爪は身体全体から見ると小さな部位ではありますが、とても重要なものなんです。
爪甲のピンク色の部分
たまにピンク色の部分がかなり少ないという人がいます。
なぜこのようなことが起こるのかというと、爪床と爪甲の分離が起こっているからです。
原因としては様々な要因はありますが、一番多いのは外的要因です。
爪の上に物を落としてしまったり、つま先で物を思い切り蹴ってしまった時など、爪甲に強い衝撃が入り、爪床と分離してしまうのです。
こうなるとピンクの部分が少なくなってしまいます。
重要なのは白い部分が多いからといって切るのではなく、きちんと伸ばすことです。
衝撃などを与えなければ自然と爪甲と爪床がくっついた状態の部分がのびてきて必然的にピンクの部分ものびてきます。
深爪が及ぼす身体への危険性はお分かりいただけたでしょうか?
しっかり爪を切らないと切った気がしないんだ!!!っという声もよく聞きます。
しかし、爪の切り方一つがあなたの今後の未来も変えてしまうことがあるのです。
痛みに苦しむ生活、寝たきりの生活を送らなくていいように、深爪には気をつけるようにしましょう。
楽な生活を送るのも、痛みがある生活を送るのも
あなた次第なんです。
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- 投稿日
- 2017年4月15日
皆さん足の爪はどのように切ってますか?
白い部分を少しだけ残して、長くなり過ぎないようにきりますか?
もしかしたら、
爪を切るんだからすっきりしたので白い部分は全て切ります!
なんて人もいるかも知れませんね。
しかし、そんな当たり前の爪きり、
一歩間違えると、とても痛い巻き爪や陥入爪を引き起こす要因となってしまうことがあります。
そうならないためにも正しい爪の切り方をご紹介していきます!
巻き爪・陥入爪とは
そもそも巻き爪や陥入爪とはなんなんでしょうか?
巻き爪とは文字通り、爪が巻いてきてしまうことです。
通常は爪の上に乗っている形の爪が、Cのようにどんどん丸まっていってしまい、ひどくなるとOのように丸くなってしまうのです。
これがまた、指に食い込んでいて痛いんです。
あまりにも痛すぎて歩けなくなってしまう人もいるくらいです。
もう一つが陥入爪です。
爪で押さえていた指が盛り上がってきたことにより、伸びてきた爪が指に突き刺さってしまう状態です。
これは肉芽を引き起こす大きな要因で巻き爪と同様にとても痛く、立つことさえ痛くて出来なくなってしまう方もいます。
どちらも、ひどくなりすぎると痛みが強くなり日常生活を送ることも出来なくなる可能性が非常に高い恐ろしいものです。
間違った爪の切り方
ではまず間違っている爪の切り方とはどのようなものでしょうか??
一つは深爪です。
爪をきちんと切ってこそ爪きりでしょ!!!っという方もいると思います。
しかしこの深爪こそが巻き爪や陥入爪などの爪トラブル引き起こす怖い切り方なのです。
そもそも指は指先いっぱいまで骨があるわけではなく、爪の途中までしかありません。
歩く時に、指先が地面に押し上げられるのを支えるのが爪です。
しかし、その支える爪がなければ、歩くたびに指先の皮膚はどんどん盛り上がってきて爪が埋もれてしまいます。
爪は伸びようとしますが、盛り上がっている指先の皮膚で真っすぐ伸びることができなくなり、丸まってしまったり、そのまま皮膚に入り込んでいってしまうのです。
そうすることで、歩くこともままならない巻き爪や陥入爪を発症してしまうのです。
二つ目はバイアスカットです。
耳慣れない言葉ですよね、バイアスとは織り目に対して斜めに切った形、ななめ切りのことです。
簡単に言えば爪のピンク色の部分に沿って、白い部分を丸く綺麗に整ええる切り方です。
この切り方は実は多くの人がやっているカット方法なんです。
深爪のように短すぎず綺麗に整っているのになぜこの切り方が間違っているのかというと、
ピンク色の部分に沿って爪の両端を深い位置まで切り込んでしまうことにより、両端部分の皮膚がむき出しになって、肉が盛り上がってしまうからです。
肉が盛り上がった部分に爪が伸びてくるので痛みが発生して、巻き爪や陥入爪となってしまうのです。
正しい爪の切り方
間違った爪の切り方はお分かりいただけたでしょうか?
では正しい切り方をご紹介していきます。
【スクエアカット】これが正しい爪の切り方です。
スクエアとは四角ということですね、その名の通りつめを四角く切る切り方です。
この切り方は両端まで指の肉の上に爪がある状態なので、巻き爪になりにくいのです。
ポイントは、
①一度に切らず、少しずつ形を整えることです。
一度に切ってしまうと長さを間違えて深爪になってしまう恐れもあるので、少しずつ四角く整えながら切っていきましょう。
②爪の端にはやすりがけをしましょう。
スクエアカットをするとどうしても爪の端が角ばってしまうので、やすりで少し丸みをつけましょう。こうすることで靴下に引っかかるようなこともありません。
やすりのかけ方は、一定の方向へ削っていきましょう。
③爪切りの道具
つめを切る時は普通の爪きりではなく、真っすぐ切れるようにしてある巻爪用の爪切りや、ニッパーできることをお勧めします。
ニッパーはホームセンターなどで購入が可能です。
バネ付のニッパーを推奨します。
④爪を切るタイミング
爪を切るのはお風呂上りが一番ベストです。
爪は多層構造であり、爪が硬い時に爪切りをしてしまうと、爪が割れたり2枚爪になってしまう可能性があります。
ですので、お風呂上りの爪が柔らかいときにおこないましょう。
いかがでしたか?
あなたが今までしていた爪の切り方はあっていましたか?
それとも、間違っていましたか?
もし間違っていたとしたら、今日からは正しい爪の切り方を心がけましょう。
爪の切り方一つで、爪の形だけではなく生活もまもることができるのです。
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- 2017年2月23日
風邪になったら病院へ行きますよね。
病院といっても内科に行く方が大多数のことでしょう。
では、巻き爪の場合はどこに行きますか?
なかなかここに行くんだ!っと言える方は少ないことかと思います。
そもそも、巻き爪に治療方法があるのかも分からない方も多いと思います。
そんなあなたのために、巻き爪になった場合どこに行けばいいのか、巻き爪の治療方法をお伝えしていきます。
巻き爪ってなに?
そもそも、巻き爪とは一体どのようなものなのでしょうか。
巻き爪とは爪の端が内側にくるっと巻いてしまう状態のことです。
見た目はアルファベットの『C』のような形になってしまい、ひどくなると『O』のように丸くなってしまいます。
この巻き爪は外反母趾や合わない靴の圧迫によって起こることがほとんどです。
また、深爪などの間違った爪の切り方をしていることによって起こることもあります。
巻き爪の場合どこに行けばいいの?
巻き爪を取り扱っているところは多々ありますが多くの人は、
整形外科や皮膚科に受診しに行くことが多いです。
またネイルサロンや当院のように整体院でも巻き爪の施術を行っているところはあります。
巻き爪はどのように治療するの?
さて、巻き爪で悩んだ時、どういうところに行けばいいかお分かりいただけたことと思います。
では、巻き爪はどのように治療していくのでしょうか巻き爪の治療方法をご紹介していきます。
1.手術
一番有名なのは手術です。手術の方法は三通りあります。
①鬼塚式
まずは爪が巻いている両端を爪母(爪の根元の部分)から切り取ります。
※この際に局部麻酔を打ちます
その後、切除した部分を縫合します。
術後1~3週間ほどで抜糸を行うことができ、入浴も可能です。
利点としては、保険が適用となることと、フェノール式よりも総母の切除する幅を少なくすることができます。
②フェノール式
こちらも爪が巻いている両端を総母から切り取ります。
※局部麻酔を打ちます
爪を切り取った後に、総母にフェノール(薬品)を塗り2~5分待ちます。
※このフェノールという薬品を塗ることにより爪を腐食させ、生えてこなくさせるのです。
その後、洗浄し縫合は行わずに開放創にします。
術後2~4週間で傷が乾き、入浴できるようになります。
利点としては、保険が適用されることと、術後の痛みが軽いので外来で行えるということです。
③爪母全切除法
爪を完全に切除する方法です。
爪が感染症にかかるなど、他の爪や指に影響がでるなど緊急に爪の除去が必要な場合に行われます。
この治療を行うと、二度と爪が生えてこなくなります。
手術方法の全てに当てはまることではありますが、経験者から話を聞くと全員が口をそろえて手術中大変痛いということです。
また、①鬼塚式と②フェノール式の場合、残った爪は巻いたままなので、その爪がより巻いて巻き爪になるということもあります。
2.プレート矯正方法
爪の表面に金属やプラスチックのプレートを貼り付けて、プレートが爪を引っ張る力で矯正していく方法です。
医療用の接着剤でプレートを貼り付ける方法なので、痛みもなく身体への負担が少ない矯正方法です。
3.アクリル固定ガター法
チューブを爪と指の間に挟み、アクリル樹脂で固定する治療方法です。
チューブは点滴用のものを使用することが多数です。
プレートやワイヤーで改善が見込めない場合にこの方法を使用することが多い治療方法ではあります。
4.マチワイヤー法
形状記憶マチワイヤーを使い、通常は爪きりで切っている爪先(爪の白い部分)に穴を開け、その穴の中にワイヤーを通して矯正していく治療方法です。
このマチワイヤーは曲げても直線に戻ろうとするワイヤーでその特性を利用し、爪を真っすぐ戻す矯正方法なのです。
5.VHO式矯正法
爪の両端にフック上のワイヤーを取り付け、爪に引っ掛けているフック上のワイヤーにループ上のワイヤーを引っ掛けねじり上げることにより巻いている爪を持ち上げる矯正方法です。
この方法は、たとえ爪が短くても爪の横にワイヤーを取り付けるため、爪を伸ばす必要ががりません。
どの矯正方法についても、一度の施術だけではもちろんですが巻き爪は改善しません。
痛みというものからは解放されますが、矯正器具を途中で外してしまうと再び巻いてきてしまうのです。
それぞれに適正な期間がありますので、その期間内はしっかりと続けることが巻き爪を改善するためもっとも必要になるのです。
巻き爪の治療方法はお分かりいただけましたか?
様々な治療方法がありますが、自分に合うものをするのが巻き爪の治療にもっとも重要になってきます。
まずは、どこで治療をうけるのか、そしてそこの機関がどのような治療方法を使用するのかをしっかりと確認して受診することをおススメします。
巻き爪の苦しみは、なった人にしか分からないものです。
これ以上苦しまないためにも早めに受診をして早期の改善を目指しましょう。
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- 2017年1月25日
最近若者たちが爪のトラブルに悩んでいるのをご存知でしょうか?
高いヒールを履いておしゃれをしたい、固く圧迫する靴を履いて部活や運動を頑張るなど、
今、そんな当たり前のことをして巻き爪や陥入爪など爪のトラブルが引き起こされているのが現状です。
なぜ、このような爪のトラブルは起こってしまうのか、また爪のトラブルとはなんなのか、それが起こることにより身体に対してどのようなデメリットがあるのかをご紹介していきます。
爪のトラブルはなぜおこるの?
爪のトラブルとはなぜ起こるのでしょうか?
様々な原因はありますが、大きく分けて3つに分けて紹介します。
1.圧迫した靴を履くことによる、外からの圧力が原因
女性の多くが履いているヒールですが、自分の体重がつま先にかかってしまい、爪への負担がとても大きいです。さらに、先端が狭くなっているので、横からも爪に負担をかけています。
固い靴(例えばスパイクなど)、小さめの靴なども同様に爪に大きな圧力をかけてしまい、爪が押されることにより形が変形してしまうことが原因となります。
2.爪の切り方が原因
多くの人が、爪を切るのが面倒ですごく短くしてしまうケースが多いです。
しかしこの爪をすごく短くするいわば【深爪】これが爪をトラブルを起こす大きな原因となります。
足の指は爪の途中までしかありません。
よって、歩いた時に地面からの指先にかかる圧力を支えられるのは爪なのです。
しかし、その爪を深爪してしまうと押さえがなくなり、指の先端が歩くたび立つたびに盛り上がってきてしまいます。
盛り上がった指に爪が埋もれた状態になってしまい、真っすぐ伸びることが出来なくなってしまうのです。
3.ネイルが原因
爪はたんぱく質の一種であるケラチンから構成されています。
爪の含水量も決まっており、乾燥してしまうと爪は硬く脆くなってしまいます。
爪が化学薬品(ネイルなど)等に長期間触れることで、脱脂、脱水状態になってしまい水分量を失ってしまい、表面が荒れて極端に脆く割れ易くなることが原因ともなります。
爪のトラブルの種類
では、爪のトラブルとは一体どのようなものなんでしょうか?
若者たちの間で起こっている爪のトラブルは大きく分けて3つあります。
①巻き爪
爪の形がCの字になってしまったりホチキスの針のように直角に折れ曲がったりしてしまいます。
爪が巻くことにより、靴下を履くだけでも圧迫感や痛みがでることがあります。
②陥入爪
爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしてしまいます。
炎症がひどくなると肉芽になったり、ひどい場合歩くのも困難になります。
③二枚爪
爪の先端の表面がむけて、剥離するもので、乾燥が原因で起こってしまいます。
身体への影響
爪のトラブルが起こると一体身体にどのような影響がでてくると思いますか?
爪は小さいしそんなに影響なんてないんじゃないの?
なんて思っている方もいるかもしれません。
爪のトラブルが及ぼす、身体への影響をお伝えいたします。
一番辛いのが痛みです。
歩いていたい、立つだけでも、靴を履くだけでも、最悪の場合、靴下を履くだけでも爪が刺さることによって痛みがでできます。
はじめのうちは、軽い痛みですが日に日に痛みは増してきて最終的に歩くことも困難になってしまうのです。
最近は、爪トラブル(特に巻き爪と陥入爪)によって足をひきずりながら歩く若者も増えています。
さらに、痛い足をかばうことで逆の足に負担がかかり逆の足を痛めたり、歩き方がおかしくなりO脚になってしまったりすることが多くあります。
さらにO脚になると骨盤はどんどん開いてきます。
そうすることで腰痛や肩こりなども引き起こしてしまう可能性もあるのです。
爪はとても小さなものですが、その小さなものが原因で身体のいたるところに影響が出てきてしまうのです。
ケア方法
爪のトラブルの種類についてはお分かりいただけたでしょうか?
では、そんな爪のトラブルにならないようにどのようにすればよいでしょうか。
爪の正しいケア方法をご紹介いたします。
①爪の切り方
まずは爪の切り方です、正しい爪の切り方は【スクエアカット】といいます。
少し長めに感じるかも知れませんが、爪先にあわせて爪の長さを切り、端を少しだけ丸めて切る方法です。
小さい頃から、指の形に丸く合わせて切りなさいと言われたり学校の風紀指導などで白い部分を残してはいけませんなど言われていたかもしれません。
しかし爪トラブルを引き起こさないための切り方というのは丸くではなく、四角く切ることが正しいのです。
②自分に合った靴を履く
足や指を圧迫するような小さい靴や逆に靴の中で足が遊んでしまうような大きな靴を履いていると、きちんと足は地面を踏みしめることができません。
そうすると、足の筋力は正常に働かず筋肉が弱ってきてしまいます。
それにともない、足のアーチを作っている靭帯が緩んでしまい、偏平足や外反母趾になってしまいます。そして、併発するように巻き爪など爪のトラブルが起こってくるのです。
自分に合った靴の選び方は下記の通りになります。
・足先にゆとりがある
・足の甲周りが合っている
・かかと周りが合っている
・指のつけ根が曲がりやすい
また、インソール(靴の中敷)を使用することもおすすめします。
インソールの役割は、歩いたりする際に、足裏やかかとに伝わる衝撃やねじれを分散・吸収してくれて足腰への負担を軽減することです。
ですので取り外しの出来る後入れタイプなどを活用するのも一つの手です。
爪の重要性はお分かりいただけたでしょうか?
爪はとてもちいさなものが、その爪のトラブルが引き起こすのはとても大きなものです。
爪トラブルを引き起こさないためにも、しっかりとケアをしていきましょう!
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- 2017年1月6日
生まれながらに指の先についているもの・・・爪。
あなたは爪がなんの為にあるか知っていますか?
なかなか、爪の役割について考えることはないとは思います。
今回はそんなあまり知られていない爪の役割についてご紹介していきます。
爪の構造
では、はじめに爪の構造について説明していきます。
①つま先
②爪溝 ・・・ 爪溝は爪の両脇にある溝のこと(爪はこの溝に沿って伸びる仕組みになっている)
③爪甲 ・・・ 私たちが「爪」とよんでいるところ
④爪床 ・・・ 爪甲と接触している皮膚の部分
⑤爪半月 ・・・ 爪半月とは、爪の根元に見える白い半月のこと
⑥爪上皮(甘皮) ・・・ 爪の根元を覆うようについており、菌の侵入を防ぐ役割
⑦爪母 ・・・ 新しい爪を産み出すために存在している
爪が伸びるしくみ
ではどのように爪はのびるのでしょうか?
まず爪母で表皮細胞が盛んに作られます。
この表皮細胞が次々と爪の根元に取り込まれていくことで
爪が伸びていく仕組みになっています。
健康な手の爪は1日に平均0.1ミリ伸び爪全体が生まれ変わるのは約半年といわれています。
足の爪はその2倍かかります。
1日で平均約0.05-0.08ミリ伸びるといわれています。
まるまる足の爪が全て生え変わるのは一年ほど要します。
爪の役割
では、爪はどのような役割をもっているのでしょうか。
①指を保護する
指先の骨は、指の途中までしかありません。
なので、地面から受ける下からの力を骨がないところでは指が直接受けてしまいます。
その骨のないところを爪が支えることで、指にかかる下からの力に反発できるのです。
②指の力を強くする
爪がなくては、地面からくる下からの力に指が対応することができず、歩く時に爪先に力が入らず、体重を支えることも難しくなります。
③指の触覚を鋭くする
触覚が鈍かった場合、地面のでこぼこなどを正確に把握することができません。
正確に把握することが出来ないということは、歩行時や立っている時にバランスをうまく取れなくなってしまうのです。
④指の動きのバランスをとる
バランスが取れない場合、体重を支えることができなくなるほか、転倒しやすくなってしまいます。
さらにバランスが取れていない状態で生活を送っていると、膝や腰などに負担がかかってきて膝痛や腰痛の原因にもなりかねません。
足の指に爪がなかったらと想像してみてください。
歩く時に爪先に力が入らず、足で地面をつかんだり、後ろに蹴ったりすることができません。
バランスも崩れて、転倒してしまいますね。
足の爪は小さくても、立ったり歩いたりするのに欠かせないとても大切なものなのです。
爪のケア方法
爪の重要性をお分かりいただけたと思います。
そんな爪もきちんとケアしておかなくては爪トラブルを起こしてしまう可能性があります。
爪トラブルとは、巻き爪や陥入爪、爪白癬などなど様々なものがあります。
一度爪トラブルを起こしてしまうと、なかなか改善に時間がかかってしまうものです。
しっかり、爪のケアを行い、爪トラブルを引き起こさないようにしましょう。
①爪の周りを歯ブラシで洗う
まずは軟らかい歯ブラシを用意します。
石鹸をしっかり泡立ててやさしくブラシします。
指と指の間、爪と指の間などは、白癬菌などに感染しやすいところでもあるのでしっかりその間を丁寧に洗いましょう。
②綺麗に洗い流す
しっかり爪の間まで洗った後は、一本ずつ丁寧に洗い流します。
泡が残っていると皮膚トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
③水分をよく拭き取る
洗った後はしっかり拭き取りましょう。
水分を残したままにしておくと、水分が蒸発する時に、爪の表面の必要な水分まで一緒に蒸発してしまい、だんだん割れやすい爪になってしまいます。
また、水分を残すことにより、菌等が繁殖しやすい環境となってしまいます。
④保湿をする
乾燥した爪は、トラブルの原因になってしまいます。
主な保湿クリームをいくつかご紹介します。
・尿素入りクリーム
尿素には、たんぱく質である角質を分解する作用があります。
かたくなった角質やがさがさに乾燥した角質をなめらかにします。
※ただ、ささくれのように傷になっているところなどに使うと染みたりするので注意する必要があります。
・キューティクルオイル
浸透性の高い爪専用のオイルです。
爪から失われた油分を与えて保湿します。
⑤正しく爪の切り方
指の先端と同じか、やや長めに切り、両端の角は少し丸めるように切って整えます。
指の骨は指の途中までしかありません。
歩いた時に骨がない部分の指の押さえになるのは爪なのです。
その押さえになる爪がなければ、指はどんどん盛り上がってきてしまい、生えてきた爪がその指に刺さってしまう原因となってしまうのです。
爪の役割お分かりいただけましたでしょうか??
爪は身体の中でとても小さなものです。
しかし小さいのに私たちの体を支える重要な役割をしてくれています。
爪を大切にして、爪トラブルに困らないようにしていきましょう。
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- 2016年12月18日
この記事を読んでいるというあなたは巻き爪やその予備軍だと思います。この記事では重症以外の巻き爪の対処法や見極めのポイントをお伝えすることを目的に書いています。
まず爪の性質や役割をしっかり理解してから、巻き爪になりやすい人のパターンや対処法を知ることで自分で対処できる範囲が広がります。
それでもどうにもならない場合は病院に相談にいきましょう。
爪の役割とは
まずは爪はどんな役割があるのか見ていきましょう。
爪は、皮膚の一番外側にある角質が、ケラチンというたんぱく質に変わったものです。つまり、表皮の角質層が変化したものが、爪です。
爪は体の中ではとても小さなパーツですが、指の機能を高めるために、無くてはならないものです。その主な働きは、次の4点です。
①指を保護する
②指の力を増す
③指の触覚を増す
④バランスをとる
という私たちにとって大切な役割を果たしています。
もし爪がなかったら私たちの生活に様々な不具合が生じます。たとえば、手に爪がないと指先に力が入らない。小さいものがつかめない、細かい作業が出来ないなど。
足の爪がなかったら歩くときにつま先に力が入らないために、バランスを崩して転倒しやすくなったりします。足の爪には、「体重を支える」という大きな役割もあります。
巻き爪になりやすい人の特徴とは
一般的に女性の方が男性より巻き爪になりやすい傾向があります。なぜかというと、おしゃれに気を使うからです。特に靴!ヒールやパンプスなど足のつま先部分に大きく負担をかけてしまうことが原因になります。
ヒールだと常に爪先立ちをしながら歩いているようなものですし、パンプスはつま先部分が細くなっていますので、自然と足にかかる負担も大きくなってしまいます。
普段はヒールや先のとがった靴を履いていないのなら巻き爪になるリスクはそれほど高くはならないでしょう。
スポーツをしている人も
どのスポーツにも同様に足を使います。足を使っているということはそれだけつま先で踏ん張ったりして負荷をかけています。特にサッカー、バスケットボール、陸上など。
これらのスポーツをしている人はしっかりケアをしないと悪化していきます。
自宅で誰でも出来る巻き爪の応急処置をご紹介!
まずはコットンパッキング法
一番簡単な方法で知っている人もいるかもしれません。脱脂綿を積めと皮膚の間に挟む方法です。
つま先が2mm程度でもあれば、コットンパッキング法で痛みを緩和できます。脱脂綿や不織布を米粒くらいの大きさに丸め、痛みのある詰めと皮膚の間に挟みます。小さいと効果がなく、大きすぎるとかえって痛むことがあるため何度も調節して最適なサイズにしてはさんでいきます。
・テーピング法
爪先が1mm程度しかなく、コットンをはさむことが出来なければ、痛みのある爪と皮膚の間をテーピング用のテープや布製ばんそうこうの力で広げて、痛みを緩和させましょう。
爪ってどれくらいで生え変わるの?
健康な手の爪は一日に約0,1mmずつ伸び、爪全体が生まれ変わるのに約6ヶ月かかります。
足の爪はもっと遅く、手の爪の2倍近くかかります。 栄養状態によっても変わり、たんぱく質やミネラルの摂取量が多いほど伸びが速くなり、無理なダイエットや栄養が偏っていると伸びが悪くなり、爪の形やヒビが入るなどもろくなります。
爪は健康のバロメーターになるので、普段から自分自身の爪の状態を知っておきましょう。
爪の切り方が今後の巻き爪の進行を左右する!
多くの人は、巻き爪によってい痛みが生じるとさらに爪を切って対処しようとします。しかし、皮膚に食い込んだぶんの爪を切ると、一時的に痛みが和らぎますが、爪が伸びてくると症状はより悪化するという悪循環に陥ることがあります。
正しい爪の切り方のご紹介!
足の爪の長さや形は、手の爪と違い好みで整えるのではなく、爪のトラブルを防止することを優先に考えてください。「スクエアカット」という切り方さえ出来れば、爪が足指をちゃんと保護して、巻き爪などの爪のトラブルを防ぐことが出来ます。
スクエアカットとは、爪を真っ直ぐに切り、両端の角を少し丸めるように整えるきり方です。爪きりである程度の長さに揃えてから、爪やすりで整えると良いでしょう。
避けて欲しいのが、短く切りすぎる「深爪」や、両端を斜めに切る「バイアスカット」です。巻き爪の原因になるほか、地面を踏みしめるときに足指に力が入らず、店頭や歩行障害の原因にもなり得るのです。
スクエアカットをすることで爪本来の役割である体重を支えることが出来、爪にかかる負担を抑えながら、巻き爪を改善してしっかりと歩けるようになります。
まずは爪きりを変えることからはじめよう
正しい爪の切り方で予防から改善できますので、まずは日々の爪きりから変えてみましょう。それでも効果がイマイチという場合はコットンをつめたり、バンドをするなどに挑戦してみましょう。
もし、それでもどうにもならない場合は巻き爪治療の当院までご連絡をどうぞ!
みなさん、足の爪に違和感を感じたこと、痛みを感じたことはありませんか?
普段はあまり気にしないけど、じっくり爪を見てみると
爪が巻いている!?
爪が分厚くなってる!?
なんてこともあるかもしれません。
実際に、気付いたらいつの間にか爪の形が変になっていた・・・
という人は少なくはないんです。
では、一体なぜそのようになってしまうのでしょうか?
今回は、爪のトラブルが起こる原因についてご紹介します。
爪のトラブルってどんなものがあるの?
爪のトラブルと聞くと皆さんどのようなことをおもうでしょうか?
爪の切り方や、骨の変形・足の使い方によって起こるトラブルでは
【巻き爪・陥入爪・肥厚爪】、
爪の病気によるトラブルは
【爪白癬】など
日常的に起こるトラブルでは
【二枚爪・縦線】などがあります。
爪のトラブルの症状ってどんな症状?
前項で、どのようなトラブルがあるかご紹介しました。
では、実際にそのトラブルはどのような症状を引き起こすのでしょうか。
①巻き爪
爪の端が巻いてアルファベットの「C」のように内側に巻き込んだり、ホチキスの針のように直角に折れ曲がったりします。
②陥入爪
爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態。
肉芽が盛り上がっていたり、炎症がひどくなる事が多いトラブルです。
③肥厚爪
爪が分厚くなる病変です。この肥厚爪はタイプが二つにわかれます。
1.厚硬爪甲・・・爪全体が上に重なり、厚く、硬くなった状態。爪の色が混濁し、灰色から茶褐色、黒、緑色に変色していきます。
2.爪甲下角質増殖・・・爪の下の角質が増殖して厚くなっていくもの
④爪白癬
かゆみはありませんが、爪の水虫のことです。
爪の表面が黄色や褐色に変色して、縦じわやデコボコが目立つようになります。
やがて、爪が白濁して、内部が空洞になることがあります。
それを放置すると爪の下の角質がどんどん厚くなり、爪がもろくなって砕けやすくなります。
⑤二枚爪
爪の先端の表面がむけて、剥離するものです。
⑥縦線
爪に出来る縦のすじ(線)のことです。
爪のトラブルってどうしてなるの?
①巻き爪
主に外反母趾や合わない靴の圧迫によって起こります。
②陥入爪
陥入爪になる一番の要因は、深爪です。
爪を短く切りすぎることによって、爪の押さえがきかなくなり、皮膚がうえにもりあがってきます。
そうなってしまうと、爪がのびてきたときに、盛り上がってきた皮膚に爪がささり、傷をつくってしまうのです。
③肥厚爪
それぞれの肥厚爪になってしまう要因として、
1.厚硬爪甲・・・外傷によるものと、深爪が要因になる事があります。
爪を短く切りすぎることによって、爪の押さえがきかなくなり、皮膚がうえにもりあがってきます。すると、爪が皮膚にぶつかりそれ以上伸びることができず、爪のしたに新たな爪が伸びてきて層状に重なっていくことにより、爪がどんどん厚くなっていってしまうのです。
2.爪甲下角質増殖・・・主に爪白癬から鳴ってしまうことが多い病変です。また、窮屈な靴など、外部から強い圧力が加わったりした時にもおこります。
④爪白癬
爪白癬は皮膚の水虫(足水虫)がひどくなると爪にも感染することによりおこります。
この病変については男性の方が発症する確立が高い病変です。
⑤二枚爪
二枚爪の一番の要因は、乾燥です。
爪は爪床から水分をもらっていますが、その水分が爪の先端までいきわたらないと、爪が乾燥してはがれてしまうのです。
かかとが乾燥してがさがさになってしまうのと同じ現象です。
⑥縦線
老化によって起こる、生理的な現象のひとつです。
特に気にする必要はありません。
予防や対策方法
爪のトラブルについてどういうものか、そしてなぜなるのかを紹介しました。
そんな爪のトラブルを起こさないために予防や対策をご紹介していきます。
①正しく爪を切る
爪トラブルの大きな要因は深爪などの間違った爪の切り方です。
爪の正しい切り方とは【スクエアカット】という切り方です。
指の先端と同じか、やや長めに爪を切り、両端の角は少し丸めるように切って整えます。
②自分に合った靴を履く
窮屈な靴を履き続けると、爪が圧迫され、爪トラブルを引き起こす要因となるので靴のサイズなどには気をつけましょう。
③爪を清潔に保つ
爪を清潔に保つのが爪トラブルを未然に防ぐ第一歩です。
少量の石鹸を良く泡立てて、爪と指の間を丁寧に洗い上げましょう。
細かく洗いずらいところは、軟らかい歯ブラシを用意してやさしく爪の古い角質を泡で取るイメージで洗ってください。
④保湿する
爪も皮膚の一種です。皮膚が乾燥してしまうとかさかさになってしまいますよね。
爪も一緒です。保湿しなければ乾燥してしまいます。
保湿クリームを爪にしっかり塗りましょう。
いかがでしたか?
爪のトラブルは、小さなことの積み重ねで起こってしまいます。
しっかり予防をして、爪トラブルを引き起こさないようにしましょう。
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- 2016年10月8日