あなたは知っている?巻き爪の治療方法!
風邪になったら病院へ行きますよね。
病院といっても内科に行く方が大多数のことでしょう。
では、巻き爪の場合はどこに行きますか?
なかなかここに行くんだ!っと言える方は少ないことかと思います。
そもそも、巻き爪に治療方法があるのかも分からない方も多いと思います。
そんなあなたのために、巻き爪になった場合どこに行けばいいのか、巻き爪の治療方法をお伝えしていきます。
巻き爪ってなに?
そもそも、巻き爪とは一体どのようなものなのでしょうか。
巻き爪とは爪の端が内側にくるっと巻いてしまう状態のことです。
見た目はアルファベットの『C』のような形になってしまい、ひどくなると『O』のように丸くなってしまいます。
この巻き爪は外反母趾や合わない靴の圧迫によって起こることがほとんどです。
また、深爪などの間違った爪の切り方をしていることによって起こることもあります。
巻き爪の場合どこに行けばいいの?
巻き爪を取り扱っているところは多々ありますが多くの人は、
整形外科や皮膚科に受診しに行くことが多いです。
またネイルサロンや当院のように整体院でも巻き爪の施術を行っているところはあります。
巻き爪はどのように治療するの?
さて、巻き爪で悩んだ時、どういうところに行けばいいかお分かりいただけたことと思います。
では、巻き爪はどのように治療していくのでしょうか巻き爪の治療方法をご紹介していきます。
1.手術
一番有名なのは手術です。手術の方法は三通りあります。
①鬼塚式
まずは爪が巻いている両端を爪母(爪の根元の部分)から切り取ります。
※この際に局部麻酔を打ちます
その後、切除した部分を縫合します。
術後1~3週間ほどで抜糸を行うことができ、入浴も可能です。
利点としては、保険が適用となることと、フェノール式よりも総母の切除する幅を少なくすることができます。
②フェノール式
こちらも爪が巻いている両端を総母から切り取ります。
※局部麻酔を打ちます
爪を切り取った後に、総母にフェノール(薬品)を塗り2~5分待ちます。
※このフェノールという薬品を塗ることにより爪を腐食させ、生えてこなくさせるのです。
その後、洗浄し縫合は行わずに開放創にします。
術後2~4週間で傷が乾き、入浴できるようになります。
利点としては、保険が適用されることと、術後の痛みが軽いので外来で行えるということです。
③爪母全切除法
爪を完全に切除する方法です。
爪が感染症にかかるなど、他の爪や指に影響がでるなど緊急に爪の除去が必要な場合に行われます。
この治療を行うと、二度と爪が生えてこなくなります。
手術方法の全てに当てはまることではありますが、経験者から話を聞くと全員が口をそろえて手術中大変痛いということです。
また、①鬼塚式と②フェノール式の場合、残った爪は巻いたままなので、その爪がより巻いて巻き爪になるということもあります。
2.プレート矯正方法
爪の表面に金属やプラスチックのプレートを貼り付けて、プレートが爪を引っ張る力で矯正していく方法です。
医療用の接着剤でプレートを貼り付ける方法なので、痛みもなく身体への負担が少ない矯正方法です。
3.アクリル固定ガター法
チューブを爪と指の間に挟み、アクリル樹脂で固定する治療方法です。
チューブは点滴用のものを使用することが多数です。
プレートやワイヤーで改善が見込めない場合にこの方法を使用することが多い治療方法ではあります。
4.マチワイヤー法
形状記憶マチワイヤーを使い、通常は爪きりで切っている爪先(爪の白い部分)に穴を開け、その穴の中にワイヤーを通して矯正していく治療方法です。
このマチワイヤーは曲げても直線に戻ろうとするワイヤーでその特性を利用し、爪を真っすぐ戻す矯正方法なのです。
5.VHO式矯正法
爪の両端にフック上のワイヤーを取り付け、爪に引っ掛けているフック上のワイヤーにループ上のワイヤーを引っ掛けねじり上げることにより巻いている爪を持ち上げる矯正方法です。
この方法は、たとえ爪が短くても爪の横にワイヤーを取り付けるため、爪を伸ばす必要ががりません。
どの矯正方法についても、一度の施術だけではもちろんですが巻き爪は改善しません。
痛みというものからは解放されますが、矯正器具を途中で外してしまうと再び巻いてきてしまうのです。
それぞれに適正な期間がありますので、その期間内はしっかりと続けることが巻き爪を改善するためもっとも必要になるのです。
巻き爪の治療方法はお分かりいただけましたか?
様々な治療方法がありますが、自分に合うものをするのが巻き爪の治療にもっとも重要になってきます。
まずは、どこで治療をうけるのか、そしてそこの機関がどのような治療方法を使用するのかをしっかりと確認して受診することをおススメします。
巻き爪の苦しみは、なった人にしか分からないものです。
これ以上苦しまないためにも早めに受診をして早期の改善を目指しましょう。
- カテゴリー
- ブログ
- 投稿日
- 2017年1月25日