【深爪してしまう人必読】深爪と爪トラブルの怖い話
最近、巻き爪や陥入爪などの爪トラブルについて、爪は短く切りすぎないほうがよいとテレビや雑誌などでよく取り上げられるようになりました。
皆さんはどれくらいの長さで爪を切ってますか?
そんなに切らないほうがいいということで短めに切らないように気をつけるようにした方。
いやいや、短く切らないと爪きりをした感じがしないよ!!という方。
いろんな方がいると思いますが、今回は短く切りたい派の方々に知っておいてもらいたいことがあります。
それは、短く切ること(深爪)の危険性です。
何気なくしている事が、実は皆さんの今後の将来に大きく影響してしまうことがあるんです。
今回はそんな深爪の怖い話をお伝えしていきましょう。
どれくらいからが深爪なの?
深爪深爪言われても、一体どれくらいが深爪なの?と思われるかもしれません。
深爪とは簡単に言うと爪の白いところをほとんど切ってしまう状態のことです。
詳しく説明すると、皆さんが通常爪と呼んでいる、白とピンク色の部分は正式には爪甲といいます。
そして、その爪甲の下には爪床という指先の皮膚があります。
この爪甲がなぜ白とピンクの部分があるかというと、爪床に密着している部分がピンク色で爪床から離れた部分が白色となっているのです。
ですので、深爪とは爪床が露わになってしまう状態のことです。
爪床とはなんなのか
前述でどれ位から深爪なのかを説明しましたが、爪床が露わになる状態ということが分かりましたね。
しかし、その爪床が露わになるからなんなの?っと思う方もいることでしょう。
この爪床というのは爪甲の保護や水分補給の役割があります。
また毛細血管が集中している部分なので、菌の感染や傷に敏感なところでもあるのです。
深爪の危険性
爪床がどのようなものかお分かりいただけたと思います。
深爪とは菌の感染や傷に敏感なこの爪床を自ら露わにして傷つけてしまう切り方なのです。
ではこの爪床に傷がついてしまうとどういうことが起こるのかをご紹介していきましょう。
①肉芽
爪床が傷つき、その部分より菌が感染すると皮膚どんどん赤く腫れて歩くにも支障がでるほど痛みが出てきます。
そして、どんどんひどくなるにつれて膿が溜まっていきさらに痛みが増していくのです。
②巻き爪
巻き爪とは、真っすぐ伸びるはずの爪がどんどん巻いてしまうものです。
深爪をすることにより今まで爪によって押さえられていた指の先端が盛り上がってきてしまいます。
伸びてきた爪が盛り上がった指にぶつかり、真っすぐ伸びることが出来ずどんどん丸まっていってしまうのです。
③陥入爪
爪が伸びる時に周辺の皮膚に食い込んだり刺さったりして、皮膚の炎症がおきてしまうものです。
陥入爪は悪化すると炎症がひどくなり巻き爪よりも強い痛みを伴うようになってきます。
④歩行困難
①~③とも痛みを伴い、歩くことも困難になる可能性があります。
足の痛みをかばうことにより、身体のバランスが崩れ膝の痛みや腰痛など他の部位にも痛みが出てくるケースもとても多く、靴下を履くこともままならなく方も少なくありません。
深爪をしてしまうことで、歩行困難になり、そのまま寝たきりになってしまうというのが最悪のケースです。
このようなケースは高齢者に多くみられますが、若い方にも可能性はなくはないのです。
深爪を軽く考えてしまう人が多いですが、小さな爪が最悪の場合、寝たきりの状態にさせてしまうこともあるのです。
たかが爪、されど爪。
爪は身体全体から見ると小さな部位ではありますが、とても重要なものなんです。
爪甲のピンク色の部分
たまにピンク色の部分がかなり少ないという人がいます。
なぜこのようなことが起こるのかというと、爪床と爪甲の分離が起こっているからです。
原因としては様々な要因はありますが、一番多いのは外的要因です。
爪の上に物を落としてしまったり、つま先で物を思い切り蹴ってしまった時など、爪甲に強い衝撃が入り、爪床と分離してしまうのです。
こうなるとピンクの部分が少なくなってしまいます。
重要なのは白い部分が多いからといって切るのではなく、きちんと伸ばすことです。
衝撃などを与えなければ自然と爪甲と爪床がくっついた状態の部分がのびてきて必然的にピンクの部分ものびてきます。
深爪が及ぼす身体への危険性はお分かりいただけたでしょうか?
しっかり爪を切らないと切った気がしないんだ!!!っという声もよく聞きます。
しかし、爪の切り方一つがあなたの今後の未来も変えてしまうことがあるのです。
痛みに苦しむ生活、寝たきりの生活を送らなくていいように、深爪には気をつけるようにしましょう。
楽な生活を送るのも、痛みがある生活を送るのも
あなた次第なんです。
- カテゴリー
- ブログ
- 投稿日
- 2017年4月15日