巻き爪と陥入爪、正しい爪の切り方とは?
巻き爪と陥入爪
巻き爪と陥入爪、同じ爪の症状で似ていますが少し違いがあります。
まずはその説明からしていこうと思います。
巻き爪
その名の通りに爪が曲がって湾曲し丸まったような状態になる症状です。
巻いた部分が皮膚に食い込み痛みを生じます。
陥入爪
爪の外側が皮膚に食いこんで炎症を起こしてしまう症状。
巻き爪と違いは爪自体が丸まっているわけではないので痛みが出てしまうと言う点です。
形状の違いはありますが、爪が皮膚に食い込んで痛みを誘発することは同じです。
原因は遺伝、靴、運動不足、運動しすぎなど色々あります。
陥入爪の原因で多いのが爪の切り方にあると言われています。
遺伝などは確立的には少ないですが実際にある症状です。
また靴や運動に関して説明すると。
立つと足には下からの圧力がかかります。
その圧力と爪の曲がる力がちょうど良い
状態ならば問題は起きませんが。靴や運動不足などで上下の圧力のバランス
がおかしくなるとその余計な圧力が爪に負担となってかかり痛みを誘発するのです。
また痛みをかばうことで2次的にほかの部分に負担がかかることもありえます。
爪をかばって膝、腰、背中、肩、首まで痛みがあがってくることもあるのです。
爪だけの問題だと思っていると後々やっかいな症状を引き起こすことが
あるということです。
陥入爪の一番の原因は爪の切り方にあるとも言われています。
深爪であったり角を尖った状態で切ってしまうことで起こるといわれているのです。
今回は正しい爪の切り方をお伝えしたいと思います。
爪の切り方
爪の白い部分まで切ってしまうと爪が周囲の皮膚に埋もれるようになります。その時に切った角が尖っていると肉に食い込み症状を発祥してしまうのです。
爪にあたる部分の皮膚は弱いので出血や化膿しやすいのです。
悪循環
陥入爪の痛みはなぜ起こるのか?
それは爪を切るからです
「え」
以外に思うかもしれません。確かに爪を切った直後は爪が当たらなくなり痛みも
一時的に良くなったりします。しかしまた爪が伸びるごとにより
深く爪が食い込むようになりさらに炎症や、化膿を引き起こすことが起こるのです。
これは痛いから切って、またさらに悪化するという悪循環のサイクルを生みます。
ですので陥入爪や巻き爪になったら専門の機関へ相談するのが一番早道になります。
正しい爪の切り方
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道具
爪用ニッパーや、爪用の金属やすりを使うのがベターとされています。
金属製の平形爪きりは上下で割るように爪を切るので
断面にヒビが入ったり詰めの層が剥がれて二重に生えてきたりしてしまうのでお勧めできません。
準備
まずは切る前にお風呂に入るのが良いです。
これにはいくつかの利点があります。まず爪に潜む白癬菌などの細菌の
進入を防げます。
また爪が柔らかくなって切りやすくなり、余計なひび割れなどを防げます。
切り方
良く見られる爪の角を切る切り方だと爪の丸くなる特性により爪が皮膚に向かって伸びて、
切り方によっては尖った部分が肉に食い込みやすく安くなるので良くありません。
爪の上の白い部分は1mmぐらい残しすのが良いとされています。
それ以上だと乾燥したりするのでこれもあまり良くありません。
横方向に肉の上で切ってください。ただ角はそのままだと尖っているので少しだけ切ります。
切った後はやすりをかける
目の細かいヤスリを使うのがポイントです。
また一方向でかけるのが大切なことです。なぜなら爪の繊維に理由があります。
爪は縦、横、縦の3層でできているので方向を変えると縦の繊維に亀裂が入り
ひび割れを起こすことがあるのです。
ここまでをまとめると
・丸く切るのではなく、横に切る
・上部は1mm残して肉より上で切る
・ヤスリは1方向でかける
正しく安全に切るのであればポイントを抑えて切ってください。
もし巻き爪や陥入爪になってしまったなら専門家に見てもらったほうが良いです。
自己判断でより悪化させてしまったり、その時は痛みが引いても
また再発する可能性もあります。
巻き爪も陥入爪もきちんと施術をすれば必ず良くなる症状です。
病院で手術をしても再発する方もいらっしゃいます。手術以外にも、
プレートやワイヤーを使ったより安全で確実な方法もあります。
治療をする前にまず状態をしっかり知って、きちんと調べてから行動するのが間違いないと思います。
何かご不明な点があればいつでもご連絡ください。