巻き爪の原因

巻き爪の原因

 

今回は、巻き爪を引き起こす主な原因について見てみましょう。

 

1.間違った靴のサイズにご用心

小さなサイズの靴や、足先の細くなった靴を履くことで、爪や指が圧迫され、巻き爪の原因になることは容易に想像できると思います。反対に、大きすぎるサイズの靴も考えものです。大きすぎるサイズの靴を選んでしまうと、靴の中で足が必要以上に動いてしまう結果、指が靴に当たって巻き爪を引き起こす原因となります。

 

2.ハイヒールは巻き爪の天敵

 

ヒールの高い靴、先のとがった靴は、指先に体重が集中してしまいます。そのため、爪を圧迫することになり、巻き爪の原因となってしまいます。

 

3.深爪に要注意

 

巻き爪で痛みがあると、巻き込んだ爪を切りたくなるため、思わず深爪をしたくなってしまいます。その気持ちはよく理解できますが、深爪をしてしまうと、爪周りの皮膚が盛り上がり、爪の成長を邪魔することになります。その上、爪が皮膚に食い込むように伸びてきて、徐々に巻き爪を悪化させることになります。巻き爪にならないためにも、そして、巻き爪を悪化させないためにも、深爪は厳禁です。

 

4.指への打撃、スポーツにも要注意

 

足指の爪をぶつけたり、指や爪に激しい負荷をかけすぎると、爪の側面や周辺の肉の部分に炎症を起こすことがあります。そこが盛り上がってしまうと、両端から爪を圧迫し、巻き爪になります。たとえば、足の上に重いものを落として打撃を与えることや、サッカーやジョギング、テニスなどのスポーツをすることで、巻き爪になる可能性があります。

 

5.体質が原因になることもある

 

巻き爪にはいろいろと原因はありますが、爪の形状そのものが原因で起こることがあります。また、爪が薄くて柔らかいという方は、巻き爪になりやすいようです。