巻き爪で頭痛!? なぜ足の病変を放っておくと全身の異常につながるのか
若い女性の8割に足の異常があった!?
世の働く女性の足は今、危機的状況にあります。それは、働く女性もパンプスに代表されるヒールや、幅も狭い靴を履かなくてはいけません。パンプスは男性の革靴と違い、甲の部分がむき出しになっているので歩くのも歩きにくいのです。
プライベートでもおしゃれにはヒールが欠かせません。少しでもスタイルを良く見せたいと思うなら先のとがったヒールを履かないと足の短かさが・・・・。
今日も世の女性は自身の足を犠牲に仕事もプライベートもこなしているのです。そのような状態が何年も続くと・・・
足にトラブルがあると下肢機能は低下する!?
女性の足は危機的状況とお伝えしましたが、どの様なことが起きてしまうかというと…。
■巻き爪
■外反母趾
■タコ・魚の目
などに代表される足の病変です。どれも聞いたことがあるかと思います。今は大して痛くないから大丈夫だろうと軽く考えている方も多いかもしれません。しかしその状態を放置すると全身に悪影響が及び、将来、歩行に支障をきたし歩けなくなってしまう事もあります。
ある病院で、足の指間圧力(足の指と指で挟む力)に関して足トラブルのある人が多くいたそうです。指間圧力が落ちているという事は、足の踏ん張る力や、蹴る力が弱っているという事です。
外反母趾や巻き爪をはじめトラブルがあるという事は、既に膝や腰などに負担をかけているという事なので将来、膝、腰痛で歩行に支障をきたしてしまうことにもなります。
驚くことに、速足で歩く女性は70代になってもガンや糖尿病、心不全、パーキンソン病といった重大疾患にかかりにくいということがハーバード大学の医師の研究で明らかになりました。
福岡巻き爪センターでは寝たきりや様々な疾患に罹らないように足元からの健康が重要と考えています。
頭痛の原因は巻き爪の痛みからだった!?
ここで福岡巻き爪センターに昨年の9月から来られている山田さんのケースをご紹介しましょう。
山田さんはひどい巻き爪のため、長年痛みに悩まされてきました。普通に足を着いて歩くと痛みが出るので、なるべく痛みが出ないように歩いていました。
しかし爪は着地する事で下からの圧がないと爪の性質上巻いてきますのでさらにひどくなってしまいました。
そうなってくると厄介で、少しの着地でも痛みを感じるようになります。
歩くたびにジンジン痛みを感じる事で肩や首に力が入り常に緊張状態が続いてしまい、肩こりや頭痛に悩まされるようになりました。
頭痛や肩こりの根本原因は巻き爪なので、鎮痛剤や湿布などは数時間程度しか効きません。しかし山田さんは数年間に渡ってこのような臭い物に蓋をするような処置をしていたそうです。
早速ですが、その痛い爪の状態をご覧ください。
初回の爪の状態です。当院の定めている巻き爪レベルの1から4段回まである中では一番上の4レベルで、陥入爪と言われる爪が肉に食い込んで肉芽形成をしている状態でした。 見るからに痛そうですね!
初回の施術は巻いている爪をヤスリで削ったり、カットして食い込みを取っていきます。その後ワイヤーで矯正して施術終了。その後約、一ヶ月に来ていただきました。
その画像がこちら・・・。
このころには初回ほどの深い傷もなくなり通常の歩行での痛みはなく快適に過ごせていると言われていました。鎮痛剤を飲むほどひどかった頭痛や肩こりが無くなったと言われていました。
初回から6回、施術を受ける事でこのように爪が変わりました。
施術後に必ずやってほしいケアとは
最短で痛みや不快感を取るには自宅のケアや日常生活の姿勢が大切になってきます。私が山田さんにお伝えしたことは「まず、爪や皮膚の保湿をしてください」とお伝えしました。
お風呂に入った時に親指の爪と肉の間を、柔らかい歯ブラシで優しく丁寧に洗ってもらい、お風呂から出たら保湿クリームを爪やその周りに塗り、他の指や爪、足にもつけて保湿をしてもらいました。
歯ブラシで爪を綺麗にする方法
足を清潔にし、保湿をする事はフットケアの基本中の基本です。それから歩き方や指のトレーニングなどをして頂き今では痛みもなく旅行に行っても大丈夫だったそうです。
この様に福岡巻き爪センターには山田さんのように長年巻き爪の痛みに苦しんでいた方や手術をしたけど再発してしまったという方が沢山来院されます。その様な方でも安心してお任せください。
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- ブログ
- 投稿日
- 2019年5月14日