意外に多い!? 子供に多い巻き爪の原因と対策

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最近、子供の靴下の指の辺りに血がついていたり、膿が出たのか白い靴下が変色していたらそれは「巻き爪」かもしれません。

部活動や体育など身体を動かす機会の多い子供は大人に比べて運動量が多いため、「巻き爪」になることが多いんです。また、巻き爪でも比較的軽いものから歩くのも痛みが出てくる重いものまで様々ですが、子供は巻き爪という言葉を知らないので気付いたら重症化していたということもあります。

今回は「子供」の巻き爪についてお伝えしていきます。

子供の巻き爪は意外と多い

巻き爪と聞いて、大人の女性が多い印象がありますが、実は子供も意外と多いんです。

なぜ子供の巻き爪が多いかというと・・・

■大人に比べて運動量が多い
■正しい爪の切り方を知らない
■上履きやシューズが合っていない
■爪が柔らかい
■歩き方が悪い

このように6つのなりやすい特徴があります。その特徴をお話する前にそもそも巻き爪とは何なのかを改めて簡単にお話します。

巻き爪とは

巻き爪とは、足の指の爪の両端が内側に湾曲して食い込んだ状態をいいます。
巻き爪になるのは基本的には親指が多いのですが他の指もなることがあります。

巻き爪は爪が湾曲していて肉に食い込んでしまうので、見た目も悪く、痛みや出血も伴うことが多々あります。

それでは先ほどの上げた子供が巻き爪になりやすい特徴を一つづづ解説していきましょう。

■大人に比べて運動量が多い

子供は大人に比べて比較的運動量が多くなります。部活動や体育の授業など身体を動かすこともあります。巻き爪になりやすい特徴として、足に強い圧力がかかるとなりやすいという特徴もあります。

それに、子供は大人に比べて筋肉の発達が発展途上にあるため、うまく足の筋肉を使えてない可能性もあるため爪が巻いてしまうことが多いのです。

■正しい爪の切り方をしらない

足の爪を切るときに、白い部分を全部切ってしまうという人も多いですが、そのやり方だと深く切りすぎるのと、一番悪いのは角を切って丸くしてしまうという切り方です。

巻き爪の場合、爪が湾曲いて肉に食い込むので、角を切って食い込まないようにしても、一過性の対処に過ぎず、なおさら爪が食い込むようになり、また角を切って悪循環を繰り返してしまいます。

■上履きやシューズがあっていない

子供の成長は早いものです。成長期の子供さんの靴が小さくなってしまっているのにもかかわらず無理して履いているかもしれません。また、最近の通学のシューズもデザイン重視の傾向があり、足にあっていないにもかかわらず履いているということもあります。

■爪が柔らかい

子供の爪は柔らかく、伸びが速いため、湾曲しやすく食い込みやすい状態にあります。

■歩き方が悪い

子供はまだ筋肉が未発達の部分があり、歩き方も大人に比べて安定していません。今の子供は昔に比べて筋肉が少ない傾向にあり、それもまた巻き爪を助長させています。

このように6つの特徴がありますが、子供の巻き爪の重症化の原因の一つとしてすごく基本的な部分になりますが、そもそも、自分の足の異常が「巻き爪」ということを知らない。ということが考えられます。 

子供ですから、そこまでの知識がありませんので、せいぜい爪が巻いてきているので巻いている部分を切ってみよう位のことしか思いつきません。なので悪循環を招き重症化してしまうのです。

外科では巻き爪をどうやって治療しているのか

あまりに酷い巻き爪の場合は病院に行く場合が多いかと思います。では病院では巻き爪をどのように治療しているのかをご紹介しましょう。

様々なやり方があるでしょうが、手術という手段があります。しかし、安易にするのは禁物です。手術をしてもまた巻き爪になってしまうという方も多いのです。予後の状態などを確認することが大事です。

早めの対策が大事です

子供の巻き爪についてお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか。

巻き爪は今は大人も子供もなりやすい、しかも巻き爪予備軍を入れると子供の半分以上は巻き爪ではないかと思うくらい多いのです。

まずは子供さんに巻き爪を認知してもらうことからはじめてもらい、もし巻き爪になっていたら早く対策をとりましょう!

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