爪の状態チェック!!あなたの爪は大丈夫?

top

昔から「爪を見れば、その人が健康かどうかわかる!」なんていわれていますね。

なぜ、そのようにいわれているかというと、爪の色は指先の血流を反映するものなので、爪がピンク色の人は末端まで血液がきちんと行き届いており、全身の健康状態も良いと考えられいるのです。

健康な足の爪は一日に約0.05ミリずつ伸びるので、爪全体が生まれ変わるのに約1年がかかります。

ということは、爪病変が発症した場合、ケアや治療にもとても時間がかかるということです。

普段からこまめに自分の爪の色などチェックをして、自分の爪の異変に早く気付きケアする事が大切になってきます。

今回は、その爪のチェック方法等についてご紹介していきます。

 

年齢と爪

爪全体が生まれ変わるには約1年かかるとお伝えしましたが、年齢を重ねるとさらに爪の伸びは遅くなります。

だんだん爪が乾燥しやすくなり、厚くなる傾向があります。

そのため、年齢を重ねるごとに、爪が割れやすくなったり、ささくれなどができやすくなったりしてしまいます。

 

体の病気と爪

爪とは小さなものですが、爪の状態から体の病気が分かることがあるのです。

例えば、手足の指先が大きく膨れて爪のつけ根が隆起する「ばち指」は、血液循環の障害を示しており、肺の病気や心臓疾患の疑いがあります。

また、スプーンのように爪先が反り返って中央がくぼんでしまうと、鉄欠乏症貧血の疑いも出てきます。

そのほかにも、爪が白っぽいと肝臓や腎臓の病気の疑いがあること。

寒い時に、足の爪や指先が赤紫色になると、糖尿病や閉塞性動脈硬化症の疑いがあるといわれています。

このように、爪は病気を知らせるサインとしてもとても重要なものと言う事が分かりますね。

 

爪の異変チェック!

爪が自分の体のことを知れる、大切なもの理解していただけたと思います。

では実際にどのような状態の爪が異変と言えるのでしょうか。

下のチェック項目をみながら、自分の足を確認してみましょう。

【爪の異変チェック項目】
①爪が厚くなってきた

②爪の一部に白や緑に変色した箇所がある

③小指の爪がつぶれて小さくなった

④爪が肉の中に食い込んでいる

⑤爪に縦のせんが目立つようになった

⑥爪に横の線が何本か入って凸凹ができた

⑦爪がはがれたり、欠けたりしている

【爪の異変診断結果】
①に該当 ・・・ 肥厚爪、爪白癬(爪水虫)が考えられます

②に該当 ・・・ 白くなっていれば、爪白癬(爪水虫)、爪カンジダ症が考えられます
          緑色になっていれば、緑色爪が疑われます
          爪の色が混濁し、灰色から茶褐色、黒という経過を経ていれば、厚硬爪甲が考えられます。

③に該当 ・・・ 内反小趾を起こしている場合が多いです

④に該当 ・・・ 巻き爪・陥入爪を起こしています

⑤に該当 ・・・ 乾燥によるものが多いものの、年齢とも関係しています

⑥に該当 ・・・ 靴などの外からの圧力や、爪の乾燥によって起こります

⑦に該当 ・・・ ⑥と同じ

 

毎日チェック!

どうですか、あなたの爪に異変はありませんでしたか?

もし前記のチェック項目で自分の爪の異常に気づいた場合ははやめのケアが必要ですね。

今のところ、異常はなかった!という方、ここで安心してはいけません。

爪の異常とはいつ起こるかはわからないのです。

早めに自分の異常に気づくためには、日頃から自分の足をしっかりチェックすることが必要なのです。

では、どのようなことをチェックしていけばよいのでしょうか。

下記の毎日チェック項目を参考にして、ご自分の足の異常に少しでもはやく気付けるようにしましょう。

なお、チェックするときは、お風呂に入ったとき、またはお風呂あがりに、足をよく見て触るようにしてチェックを行ってください。

【毎日チェック項目】

①触ってどこか痛いところはないか

②皮膚がかたくなっているところはないか

③爪の状態どうか。色はピンク色で、爪が厚くなっていないか

④爪を押して痛みはでないか

⑤指と指の間が開くか

⑥皮膚は乾燥していないか

⑦かかとがガサガサしていないか

⑧足にむくみはないか

⑨足の色は健康的か

 

rast

爪の異常のチェック方法はお分かりいただけましたか?

爪とは私たちが正常に立ったり、歩いたりするためにとても大切なものです。

正常に立てなかったり歩けなかったりすると、からだのいたるところに不調が出たり、将来寝たきりになってしまう可能性さえあります。

毎日のチェックの習慣こそが、将来、健康に過ごすための一番の鍵となるのです。

あなたの健康的な楽しい将来のために、今回ご紹介したチェック方法を、ぜひ毎日おこなって不調知らずなからだにしていきましょう!