巻き爪であっても爪は必要なのか?

☆巻き爪でも爪は必要なのか?

 

答え→たとえ巻き爪であっても爪は絶対に必要になります。

 

 

【足の爪は体重を支えるうえで非常に大切な働きをしている】

もし足の親指の爪がなければ、歩いたり走ったりする時に地面を蹴ることが出来ません。

足の爪の健康を保つことで私たちの日常で何気なく行っている、立つことや歩くこと、走ることが出来ることに繋がっています。

他にも指先を保護したり、指先の感触を増したり、バランスをとるなどの大切な役割があります。

指には沢山の神経や血管があるので、指先は大事なセンサーとも言われています。

指先の骨は途中までしかないので、もし爪がなかったら様々な不具合が身体に生じます。

 

 

【爪がないと起こる数々の不具合の一部をご紹介します!!!】

□指先に力を入れることが難しくなる

□力が入らず細かい作業が出来なくなる

□つま先に力が入らずバランスが取れなくなる

□歩いていても転倒しやすくなる

□足底筋膜(腱膜)に影響が出て、股関節や仙骨などの状態が不安定になる

□腰痛、肩こり、頭痛などあげるときりがないほど様々なお体の不調に繋がる

□他多数

 

 

☆☆そもそも巻き爪になるのは何故なのか?

 

それは、足の爪の負担は想像以上に大きいからです。

 

 

巻き爪などの爪の病変が手よりも足に多い原因は、足は手に比べると指先にかかる負担が圧倒的に大きいからです。

全身の全体重を支えている足には立っている時も、歩いている時も地面から強い圧力がかかるのでトラブルと常に隣合わせの状態と言えます。

現代は、外に出れば硬いコンクリート張りのアスファルトの上を常に歩き回り、家に帰っても硬いフローリングの上に足の裏を着地させる、そんな環境に皆が身をおいて生きている時代です。

そして、特に圧力を受けやすくトラブルが起こりやすいのが親指です。

更に女性はヒールの高い靴を履く機会が多いので、男性よりも足への圧力が過剰にかかる機会が多くなります。その圧力は通常の何倍にもなり、足への負担は大きくなります。

更に肌の乾燥により起こる爪の水分不足、指先の冷えによる血流不足によって余計に曲がりやすくなり、だからこそ男性よりも女性の方が巻き爪になる方が多いのです。

 

今回は、爪の必要性や爪がないとどのようなリスクがあるのかなど、簡単に書いてみました。