どうして巻き爪になるの?

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今、現代では若者だけでなく、小さな子どもからお年寄りまで巻き爪が多くなってきています。

自身が巻き爪であることに気付いている人もいれば、気付いていない人がいるのもまた現状です。

しかも、巻き爪による痛みで泣くほど苦しんでいる人もいれば、全然痛みもなく平気~っという人もいるのがこの巻き爪の不思議なところです。

「普通に生活しているだけなのにどうして巻き爪になるのーー!!」
そんな風に叫びたい人もいるかもしれませんね。

今回はそんな、気になっている人のためになぜ巻き爪になるかをご紹介します!!

 

巻き爪ってどんなもの?

巻き爪とはどのようなものなんでしょか?

多くの人々が知っている症状は爪が周囲の皮膚に食い込んで痛みが生じるものですね。

さらにその症状がひどくなると、爪が爪床の皮膚を挟み込むようにして「のの字」型に巻き込み、持ち上がってしまうこともあります。

人によっては痛みが出ていない人もいますが、爪は伸びていくもので何も対処をしないとどんどん爪は伸びることに周囲の皮膚に食い込んでいき、いずれ痛みを生じるようになってしまいます。

 

巻き爪になる原因

では、なぜそんな痛みを生じる巻き爪になってしまうのでしょうか?

原因は下記のものが挙げられます。

・合わない靴
 窮屈な靴を履いていると、爪が両端から押されるので、皮膚を挟み込むように内側に巻いてしまいます。

・間違った爪の切り方
 深爪など、間違った爪の切り方で爪の両端を深く切り込んでしまうと、爪の角が皮膚に埋もれてしまい、地面を踏みしめたりすることで下からの強い力がかかった時にその力に対抗できず、爪が食い込んでいってしまいます。

・足の変形(外反母趾など)
 外反母趾など足に変形があると、爪は横や下からの圧力を受けやすくなり、爪に覆いかぶさるように軟部組織が厚くなります。それに押されて、爪が内側に巻いていくのです。

・指への打撃(重いものが直接指の上に落ちてくるなど)
 足や爪に直接打撃が加わると、爪周辺の皮膚が炎症を起こし、皮膚が盛り上がり巻き爪となります。

・水分量の低下
 体の水分が少なくなると、爪が硬くなります。乾燥した爪は縮むため爪の下層の柔らかい部分を巻き込み、巻き爪となっていくのです。

・巻き爪になりやすい体質の遺伝
 顔のつくりや骨格同様に、爪の形状も遺伝するため巻き爪になりやすい体質は遺伝します。

 

フットケア方法

巻き爪になるには様々な原因があるのが分かりましたね。

あなたは思い当たる原因はありましたか?

こんなにも沢山の原因がありますが、予防策はあるのでしょうか?

ほとんどの場合は普段の生活習慣から巻き爪のような足のトラブルを引き起こしてしまいます。

ということは、普段からのフットケアが大切になるということです。

フットケアには6つのポイントがあります。

①綺麗に足を洗う。歯ブラシを使って、爪の周りも綺麗に洗浄する。
足を清潔に保つことは、あらゆる足の病変を予防する第一歩です。軽い炎症程度であれば、足を綺麗に洗っているうちに改善していきます。

直接石鹸をつけるのではなく、よく泡立てて泡で汚れを取るようにします。

歯ブラシを使う際は、軟らかい歯ブラシを用意し、よく石鹸を泡立てて、爪やその周り、足裏の指のつけ根などを洗います。

②しっかり水分を拭き取る。拭き残しに注意する。
水分が皮膚に残ったままだと、その水分が蒸発する時に熱を奪い、皮膚が乾燥しやすくなります。

さらに指の間に水分が残っていると不衛生になり、白癬菌やカンジダなどの感染の温床になったりします。

お風呂から上がった時は、よく乾いた清潔なタオルで指と指の間、爪のまわりなども丁寧に拭き取ることが大切です。

③足を保湿する。爪も十分に保湿する。
お風呂上りの足は大変乾燥しやすく、足のトラブルの原因になります。皮膚がしっとりとしているうちに、保湿効果の高いワセリンや尿素入りクリーム等をつけて保湿しましょう。

④爪を正しく切る。
正しい爪の切り方は「スクエアカット」といいます。

爪を四角に切り、爪の指の先端か、それより少し長めの位置でまっすぐに切り、両端をヤスリでやや丸く整えます。

⑤正しい歩き方、正しい姿勢を身につける。
歩いたり立ったりする動作は、毎日のことです。小さなくせでも、それが毎日積み重なると結果として大きな障害につながります。

私はまだ若いから大丈夫と思っている人もいるかも知れませんが、、悪い癖はすぐに直さないと手遅れになってしまいます。

⑥自分に合った靴を選ぶ
靴の選び方
・足先にゆとりがある
・甲周りが合っている
・かかと周りが合っている
・指のつけ根が曲がりやすい

 

rast

いかがでしたか?

巻き爪になる原因はさまざまでしたね。

しかし、日ごろからしっかりとフットケアをしていれば巻き爪の予防にもなります。

今回ご紹介した方法をぜひ実践して、巻き爪にならないようにしましょう!