コレでバッチリ!巻き爪対策はコレを読め!

来院しないと難しい6

この記事を読んでいるというあなたは巻き爪やその予備軍だと思います。この記事では重症以外の巻き爪の対処法や見極めのポイントをお伝えすることを目的に書いています。

まず爪の性質や役割をしっかり理解してから、巻き爪になりやすい人のパターンや対処法を知ることで自分で対処できる範囲が広がります。

それでもどうにもならない場合は病院に相談にいきましょう。

 

爪の役割とは

まずは爪はどんな役割があるのか見ていきましょう。

爪は、皮膚の一番外側にある角質が、ケラチンというたんぱく質に変わったものです。つまり、表皮の角質層が変化したものが、爪です。

爪は体の中ではとても小さなパーツですが、指の機能を高めるために、無くてはならないものです。その主な働きは、次の4点です。

①指を保護する

②指の力を増す

③指の触覚を増す

④バランスをとる

という私たちにとって大切な役割を果たしています。

もし爪がなかったら私たちの生活に様々な不具合が生じます。たとえば、手に爪がないと指先に力が入らない。小さいものがつかめない、細かい作業が出来ないなど。

足の爪がなかったら歩くときにつま先に力が入らないために、バランスを崩して転倒しやすくなったりします。足の爪には、「体重を支える」という大きな役割もあります。

 

巻き爪になりやすい人の特徴とは

一般的に女性の方が男性より巻き爪になりやすい傾向があります。なぜかというと、おしゃれに気を使うからです。特に靴!ヒールやパンプスなど足のつま先部分に大きく負担をかけてしまうことが原因になります。

ヒールだと常に爪先立ちをしながら歩いているようなものですし、パンプスはつま先部分が細くなっていますので、自然と足にかかる負担も大きくなってしまいます。

普段はヒールや先のとがった靴を履いていないのなら巻き爪になるリスクはそれほど高くはならないでしょう。

スポーツをしている人も

どのスポーツにも同様に足を使います。足を使っているということはそれだけつま先で踏ん張ったりして負荷をかけています。特にサッカー、バスケットボール、陸上など。
これらのスポーツをしている人はしっかりケアをしないと悪化していきます。

 

自宅で誰でも出来る巻き爪の応急処置をご紹介!

まずはコットンパッキング法

一番簡単な方法で知っている人もいるかもしれません。脱脂綿を積めと皮膚の間に挟む方法です。

つま先が2mm程度でもあれば、コットンパッキング法で痛みを緩和できます。脱脂綿や不織布を米粒くらいの大きさに丸め、痛みのある詰めと皮膚の間に挟みます。小さいと効果がなく、大きすぎるとかえって痛むことがあるため何度も調節して最適なサイズにしてはさんでいきます。

・テーピング法

爪先が1mm程度しかなく、コットンをはさむことが出来なければ、痛みのある爪と皮膚の間をテーピング用のテープや布製ばんそうこうの力で広げて、痛みを緩和させましょう。

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爪ってどれくらいで生え変わるの?

健康な手の爪は一日に約0,1mmずつ伸び、爪全体が生まれ変わるのに約6ヶ月かかります。
足の爪はもっと遅く、手の爪の2倍近くかかります。 栄養状態によっても変わり、たんぱく質やミネラルの摂取量が多いほど伸びが速くなり、無理なダイエットや栄養が偏っていると伸びが悪くなり、爪の形やヒビが入るなどもろくなります。

爪は健康のバロメーターになるので、普段から自分自身の爪の状態を知っておきましょう。

 

爪の切り方が今後の巻き爪の進行を左右する!

多くの人は、巻き爪によってい痛みが生じるとさらに爪を切って対処しようとします。しかし、皮膚に食い込んだぶんの爪を切ると、一時的に痛みが和らぎますが、爪が伸びてくると症状はより悪化するという悪循環に陥ることがあります。

正しい爪の切り方のご紹介!

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足の爪の長さや形は、手の爪と違い好みで整えるのではなく、爪のトラブルを防止することを優先に考えてください。「スクエアカット」という切り方さえ出来れば、爪が足指をちゃんと保護して、巻き爪などの爪のトラブルを防ぐことが出来ます。

スクエアカットとは、爪を真っ直ぐに切り、両端の角を少し丸めるように整えるきり方です。爪きりである程度の長さに揃えてから、爪やすりで整えると良いでしょう。

避けて欲しいのが、短く切りすぎる「深爪」や、両端を斜めに切る「バイアスカット」です。巻き爪の原因になるほか、地面を踏みしめるときに足指に力が入らず、店頭や歩行障害の原因にもなり得るのです。

スクエアカットをすることで爪本来の役割である体重を支えることが出来、爪にかかる負担を抑えながら、巻き爪を改善してしっかりと歩けるようになります。

まずは爪きりを変えることからはじめよう

正しい爪の切り方で予防から改善できますので、まずは日々の爪きりから変えてみましょう。それでも効果がイマイチという場合はコットンをつめたり、バンドをするなどに挑戦してみましょう。

もし、それでもどうにもならない場合は巻き爪治療の当院までご連絡をどうぞ!

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